ペーパーレスの逆を行く
先日、子どもは毎日こんなに書くのか!と驚いた話をここでしました。
私は独身の頃から文房具を見たり買ったりするのが好きで、部屋には手をつけていないノートやペンなどがたくさんありました。
人生終わるまでに使い切らないかもな…どうしようかなと、ここ数年思っていました。
ところが、子どもがキンダーガーテンに入ったこの9月からの2か月で、そのかなりの量を消費してしまいました。
まだまだ在庫はあるにはあるのですが、人生終わるまでに…なんて心配は要らなくなりました。
そうだ、文房具は使ってなんぼ。私も見習わないと。
ペーパーレスとか言います、そりゃあ環境を考えたら大事なことです。
私もノートアプリを使ったりしていました。
でもそれはちゃんと紙を使う経験をした後で取るべき行動ではないか、と子どもを見ていて思いました。
紙に書く。掻くように書く経験。
まとめる、分類する。手で持って作業をする経験。
それらを大量に行ってから、その後で重さもない場所も取らない、紙を模したものにシフトしていかないといけないように思いました。
最近は親子でインデックスカードにハマっています。
もともと私がカードのような紙が好きで、見かけるとつい買ってしまっていました。
あるとき子どもがGoogleマップで好きな場所を検索したいときにスペルがわからなくて聞いてきたので、インデックスカードに書いてPCの前に並べていくようにしました。
ああ、ため込んでいたカードの使い道があってよかったと思っていたら、子どもがそれに絵を描いて壁に貼ったり半分に折って豆本を作ったりし始めたのです。
知識が増えるとカードのかさが増える、絵を描いた分だけカードのかさが増える、どれだけ夢中になったかが目に見えてわかります。
これはノートアプリではできないこと。
そんなこと当たり前なのですが、自分のこととして体験したので強く実感しました。
たくさん紙に書いて残そう。
冬はきっとまた新型コロナウイルスのせいで家にこもることになります。
この異常な事態に何を積み上げたか、その量を目に見える形で残していこうと思います。