足掻いてみよう
私の住む土地では、これからぐっと寒くなって外に出ることも少なくなる。
長い長い冬の始まりだ。
それを知らせるかのように、今日は突然雪が降った。
それも強風をともなってちょっとした吹雪だった。
ここでは、日照時間も減り寒さで外出も減り、冬に鬱っぽくなる人が多いと聞く。
ましてや新型コロナウイルスも最近また猛威を振るいつつあって、これまでの冬より引きこもる覚悟が必要。
私はこの夏にいわゆるコロナ鬱のような状態になった。
何もしない、できない毎日。
人並みには好奇心があるタイプかとずっと思っていたが、そうではなかったらしい。歳とともに薄れていったようにも思う。
私って物事への興味がこんなになかったのか…。
それがさらに日常のやる気も奪っていって、暗くぼーっと過ごす日々につながっていった。
そんな毎日が続いたあるとき、私はつまらない人間なんだ、なんとなく突然それを認めた。
否定せず、あるがままを受け止めたあたりから徐々に立ち直っていった気がする。
さて、ここからまた気分の落ち込む季節。
私も夏の状態に逆戻りかと思いきや、なぜかやりたいことがぽつぽつと頭に浮かんできている。
つまらない人間、そうなんだけど、それでいいやとはまだ言っていない。
つまらない人間なりに足掻いてみよう、今はそう思っている。
だから、これを書いた。
書くことは嫌いではないし、書こうと思えばいつでもできるし。そう思っているところがあった。
そうじゃない、たくさん書かないと書けるようにならないんだ。
やりたいことのひとつは書くこと。
ブログにも紙にも書きつけていこう。