今さらようやくオーディオブック
子どもが9月にkindergartenに入りました。
そしてそれから3か月の間、自分の時間のなさと疲労は子どもが赤ちゃんだった頃以上でした。
それは、オンラインの学校を選んだからです。
最初の1週間は横につきっきりでPCを操作して、初めて知る「授業」というものに慣れさせて、ルールを守らせて、毎日宿題をさせてオンラインで提出して。
初日から容赦なく、いえ、盛り沢山だったので、初めのうち9:00~15:00の授業の後は私は倒れるように昼寝、晩ご飯はどこかでテイクアウトでした。
それから、慣れたかなと思う日やまた新しい課題にどっと疲れる日の繰り返しを経て今日で3か月。
ふと思うと、この2週間くらいは安定して毎日適度に手を抜けるようになっていました。
授業を横で聞きながら、子どものための日本語学習ゲームを試作してみたり気になっていたことを調べたりしていたのですが、そうだこういうとき耳読書ってどうだろうと突然思ったのでした。
今さらですね。もう何年も前からやっている人は普通にやっている。
でも、私には今、だったんです。そのことは次のエントリーで。
昨晩、布団に入ってどこのオーディオブックサービスを利用しようかななどとネットを見ていました。
思ったより高い…。毎月支払うネットのサービスって増えるばかり。
私、仕事していないですし、できるだけ節約したい。
新しいものを買う前に、持っているもので足りるかどうか考える、庶民の生活の基本です。
新たにお金をかけない方法を考え、多くの方がやっていることだと思いますが、kindleの読み上げ機能を使ってオーディオブックの代わりとすることにしました。
不自然なイントネーションなど、割り切ってしまえば私は思ったほど気になりません。
ただ、長時間この人工的な音声を聞き続けるのは脳に悪い影響もあるのではないか、と思うぐらいの違和感はあります。
そこで思い出しました。
YouTubeに朗読ってあったなあ。
窪田等さんのチャンネル、たしか登録だけしていたんだった…。
著作権切れの日本の名作を朗読してくれるチャンネルです。
早速横になって聞いてみると、少し聞き逃しがあってもだいたい内容は入ってくる。
以前、私は本を読むのでも聞くのでもちゃんと一字一句理解していかなければいけないのだと思っていました。
でもいいんです、どこか飛んでしまっても。
1回読んだ(聞いた)くらいでディテールまで理解したなんて普通はない。
映画だって気に入ったものを再び観ると、一度目は全く気付かなかった演出があったりするものです。
ありがたいことにYouTubeは家族でプレミアムに入っているので、広告カットや一時保存でオフラインで視聴できるなどのサービスもあります。
まずは青空文庫の小説などを朗読で聞いていって、さらに聞くものがなくなったらオーディオブックサービスに進めばいいじゃないかと。
進めば…って、青空文庫だけでどれだけあるのかという話です。
さあ、kindleは果てしなく積ん読だし、青空文庫の小説もたくさんあるし、子どものオンライン授業の横で遅ればせながら私も学習していきます。